研究室から生まれた、美の手応え

Brand Story



AGT＆Tは、生化学研究の現場で磨かれた発見を、
そのまま日々のスキンケアへと橋渡し（Transfer）
するために生まれたブランドです。
私は長く生体高分子の精製と機能解明に携わってきた
薬学博士／生化学研究者です。
一般名「プロテオグリカン」よりも、
より特定性の高い「アグリカン」という呼称にこだわるのは、
現象を分子レベルで正確に記述する研究者としての
姿勢の表れです。

2013年、私はアグリカンの物性と機能を製品化するため
AGT＆Tを設立しました。
社名は「A=Aggrecan」「G=Aggrecanの機能」
「T=Transfer（製品化）」「T=Taki（創業者）」に由来します。
研究で見いだした価値を再現可能な体験へと変換するために、
原料開発 → 配合設計 → 製造 → 品質評価 → 出荷後のフィードバックまでを一気通貫で運用しています。。
データに基づく説明責任と倫理的な調達・品質管理を土台に、肌にとって本質的な価値だけをお届けします。

アグリカンの科学

薄い“なめらか膜”がうるおいを守る

“なめらかさ”と“水保持”という二大特性

アグリカンは関節軟骨に存在する巨大な糖鎖高分子。表面の極めて低い摩擦（氷の表面より10倍以上なめらかとされる）と、水を抱え込む性質が特徴で、これが関節のスムースな動きを支えています。私たちは、その“なめらかさ”と“保水性”をスキンケアへ転用。肌表面に薄いなめらかなフィルムを形成してうるおいを守り、ツヤ・ハリ感のある印象へ導く処方設計に落とし込みました。※うるおいによる印象変化。
さらにアグリカンにはEGF作用（上皮細胞の新陳代謝を後押しする働き）が報告され、肌を健やかに保つ観点でも着目しています。

研究者の配合哲学― 「必要十分」な3成分主義

多成分・油性基調・界面活性剤依存の一般的な化粧品設計とは異なり、AGT＆Tはアグリカン／ユズ種子エキス／ヒアルロン酸という「機能中核の3成分」を主柱に据えました。いずれも糖鎖系の素材で、うるおいと肌表面のなめらかさに一貫して寄与します。基剤はグリセリン／ブチレングリコール（BG）を厳選し、カプリリルグリコールで衛生性を担保（防腐剤ではなく、肌に配慮した抗菌性グリコール）。“防腐剤無添加”にこだわる設計思想です。

  • アグリカン（水溶性プロテオグリカン）：薄膜形成と高保水で、ハリ・ツヤ・なめらかさをサポート。
  • ユズ種子エキス（徳島産柚子使用）：メラニン産生抑制・ターンオーバー促進などの知見。抽出法も独自に設計しています。
  • 高分子ヒアルロン酸：水分保持で、しっとりした使用感へ。

なぜ3成分主義なのか

余剰な油性分・界面活性剤に頼らず、肌負担とベタつきの要因を極小化。微生物や異物の付着リスクにも配慮した“必要十分”の配合哲学です。

産地へのこだわり

私は徳島に長く住み、地域に根差した知見からゆずの価値に着目。ユズ種子を活かす抽出研究を進めると同時に、搾汁後に廃棄されがちな種子のアップサイクルという視点も取り入れてきました。

フカヒレ原料については、ヨシキリザメ由来のものを使用。乱獲を避け、食文化を尊重しつつ資源の有効活用を図っています。

あなたと共に

未来を描く4つの約束

01

Health × Beauty ― 「健康があってこその美容」

AGT＆Tの根幹哲学は、健康（ヘルス）の延長線上にある美容。まず身体・肌を健やかに整え、そのうえでハリ・ツヤ・うるおいという“美の手応え”を積み上げる、という順番を重視しています。

この発想は、アクティブシニアを含む60代の主要層において、科学的裏付けと安全性／無添加志向を両立させたいというニーズにも合致します。

02

製品開発の裏側 ― 薬学博士の検証プロセス

アグリカンの生体作用と安全性は、動物試験・細胞試験などの基礎研究に基づき、実使用での有用性を段階的に確かめてきました。研究者ならではの精製・分離法の確立、そして独自配合が、製品の「実感」と「安心」の二兎を両立させています。

03

お客様の声が示す“実感”

「肌がすべすべになり、これ一つで十分」「色が白くなったと言われる」など、なめらかさ・うるおい実感に関する声を多数いただいています（個人の感想）。

04

ヘアケアへの展開

ヘアケアローションは、ユズ種子エキスを高配合。アグリカンとヒアルロン酸の保水性で髪のからまりを抑え、つややかに（スタイリング効果）。さらにEGFの知見を設計思想に取り入れ、毛母細胞へのアプローチが健やかな頭皮環境に寄与することを期待しています。

年表

PROFILE

瀧 孝雄（たき たかお）

1965年　静岡薬科大学卒業 生化学

1966年　薬剤師免許獲得

1967年　信州大学医学部順応研究施設生化学部門助手

1968年　静岡薬科大学生化学助手

1974年　静岡薬科大学生化学助手

1987~97年　東京医科歯科大学医学部分子医化学 助教授
　　　　　　この間、米国エール大学客員研究員
　　　　　　米国ジョンスホプキンス大学客員研究員

1997~2007年　大塚製薬株式会社 細胞工学研究所所長
　　　　　　　　大塚製薬株式会社 分子医科学研究所所長
　　　　　　　　文部科学省都市エリア産学官連携促進事
　　　　　　　　徳島大学客員教授
　　　　　　　　ジョージア大学医学部生化学 客員教授

2007~2013年　大塚製薬株式会社 顧問
　　　　　　　　東京理科大学薬学部 客員教授

2013年　株式会社 AGT＆T 設立
　　　　　新潟薬科大学 特別招聘教授
　　　　　日本脂質生化学会 幹事　

私たちの約束

Promise

カラムリンク

科学の透明性

原料・由来・製法・配合思想を明快に開示します。

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必要十分の設計

主柱はアグリカン／ユズ種子エキス／ヒアルロン酸、基剤も厳選しています。

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やさしさへの執念

「防腐剤無添加」思想と品質維持の両立。

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倫理と地域

合法・持続可能な調達と、産地のこだわりを大切に。