配合全体の大半を占める“基剤”から天然由来にこだわり、防腐剤無添加という設計で、毎日使える肌あたりを追求しています。土台を丁寧に整えることが、結果として低刺激な使い心地長く続けられるケアにつながる―それが私の基本思想です。

なぜ天然由来なのか(私たちの考え)

「長い食経験=相対的な安全知」

人は長い歴史の中で、食材や植物由来の素材を“体験知”として選び抜いてきました。私たちはこの哲学をスキンケアにも応用し、生活者の経験に裏打ちされた素材をまず検討します。

合成=NGではなく、“必要十分”で選ぶ

合成成分を一律に否定するものではありません。ただし一部の副生成物や不純物が刺激・感作の要因になり得ることも踏まえ、できる限り天然由来で同等の機能が担保できる選択肢を優先します。

肌・常在菌・バリアへの配慮

油性を過剰にせず、界面活性への依存を抑えたミニマル処方で、角層のうるおい環境を乱さない設計を心がけています。

基剤まで天然由来 ― BG・グリセリンを選ぶ意味

配合の“土台”がやさしさを決めるから。 私は、植物由来原料から製造可能なBG(ブチレングリコール)とグリセリンを主要基剤に採用しています。

BG

保湿・溶媒・テクスチャ安定に寄与。肌なじみをよくし、処方の衛生性サポートにも役立ちます。

グリセリン

親水性が高く、角層に水分を引き込む基本的な保湿機能を担います。

なぜ“基剤”が重要?

どんな高機能成分も、大半を占める基剤の選択で肌あたりが変わります。土台から天然由来にすることで、毎日続けられる心地よさを底上げします。

防腐剤無添加の運用 ― “入れない”だけで終わらせない

私たちは防腐剤を加えないかわりに、作り方そのものを清潔に保つ設計をしています。水や容器の管理を徹底し、肌にやさしい保護成分で清潔さを支えます。
仕上げに
製造ごと(ロットごと)の検査
を行い、問題がないことを確かめてから出荷します。ー入れないからこそ、見える形で安心をお届けします。

肌にとっての優位性――毎日続けられる“やさしい使い心地”

使い心地の決め手は、派手さではなく毎日のラクさだと考えています。配合はアグリカン・ヒアルロン酸・ユズ種子エキスを中心に、BGとグリセリンというなじみのある保湿成分でまとめたミニマル処方。べたつきや刺激のもとになりやすい要素はできるだけ減らしました。
肌にのばすとうるおいの薄いベールができ、しっとり・すべすべ・ほんのりツヤのある印象が続きます(いずれも保湿によるものです)。香りや色でごまかさず、素肌そのものを静かに整えるケアを目指します。

「糖鎖化粧品(グライココスメティック)」―水を抱え、うるおいを保つ知恵

“糖鎖(とうさ)”とは、水をしっかり抱え込む性質をもつ成分のこと。私たちのケアは、この糖鎖の働きをいかした新しい発想です。
たとえるなら、ヒアルロン酸は水をたっぷり含むスポンジアグリカンは肌表面を守る薄いベールユズ種子エキスは肌環境を穏やかに整えるサポーター

3つが重なることで、内側はふっくら、表面はなめらかという心地よさが生まれます。重たくないのに、うるおいが長く続く――それがグライココスメティックです。